少年陰陽師/刹那の静寂に横たわれ [小説]
少年陰陽師 刹那の静寂に横たわれ (角川ビーンズ文庫 16-29)
- 作者: あさぎ 桜
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 文庫
新刊が発売されました!! 玉依編第三弾です
さっそく読みました~(^^)v
今回の内容も・・・重たいです
その事を清明も紅蓮も分かっているけど、自分が傷を負っていることに気付かなければ、
立ち直れないと分かっているから、見守っていくことしか出来ない歯痒さ
そして冥府の官吏に“鬼に堕ちるな”と言われた事が、危うさを止めている呪となっていた。
今回は本人は登場しませんが、昌浩の心が危うい時に、官吏様の言霊で昌浩は堕ちずに済んでいます。
神将達は、官吏様に対しての憎悪はますます大きくなっちゃったけどね!
特に普段だったら青龍が激怒しているのに、今回は勾陣が激怒しているようで、
逆に青龍がおとなしいと・・・(笑)
官吏様に神気をたーくさん奪われて、動くことも出来ず異界に戻ったまま、
今回は出番がありませんでした。
伊勢に行く脩子姫に同行する彰子と清明ですが、その伊勢に行かせない輩が現れます。
玉依姫が神からのお告げで、脩子姫を伊勢に入れてはいけないと言われ、
斎の命で益荒は脩子姫のもとへ・・・
さらに玉依姫が“心が闇に囚われた者がいる”と・・・・・・それが昌浩。
闇に堕ちたら、かなりの影響が出る事態になるので、昌浩も玉依姫の下に・・・拉致?
伊勢に入ってはいけない脩子姫・・・何故?
そして、闇に堕ちたらその影響でヤバい事になりそうだという昌浩。
昌浩がカギになりそうじゃないですか~
昌浩の心の傷を玉依姫は気付かせて、本当の勁さを手に入れることが出来るか!?
今回やたらと昌浩は“勁(つよ)くなりたい。勁くなりたい。”と、
彰子を守れるだけの勁さを強調しています。
その心が余計危うくしているんだけどね~
強い→勁いの字で表しています。
今まで動きをあまり見せていなかった、斎と益荒。
そして玉依姫の存在が少し分かってきましたが、まだ謎です。
特に斎の存在は“物忌み”という事ですが・・・・・・物忌み?
て、感じでまだ微妙です。
斎達とは別の虚空衆とやらも動き出して、脩子姫を奪いに襲撃して、清明達はピンチに・・・
斎を嫌っている度会(わたらい)も、玉依姫の関係者なのに、脩子姫をそれぞれで捕らえようとしている。
内容がどんどん複雑になってきた(~_~;)
あ、昌浩も伊勢に行く事になりました。
行成様が帝に口を滑らせて、彰子が昌浩の許婚と言ってしまったお蔭で、
後から昌浩と次兄の昌親が伊勢に向かう事になったんです。
但し、益荒が昌浩を
今回は昌親が昌浩と同行します。
出番の少ない次兄、長兄ばかり出番があったので、今回はやっと次兄・昌親の出番です!
でも後半からだったので、昌親の活躍?は次回に持ち越し。
兄ちゃんが活躍して、昌浩を守ってくれないとね!!
nanoさん、
nice!ありがとうございます!!
by usako (2008-08-01 17:49)