名探偵コナン「死亡の館、赤い壁（掌中の物）」

名探偵コナン 65 (少年サンデーコミックス)

• 作者: 青山 剛昌
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2009/08/18
• メディア: コミック

前回の続きで、明石周作を殺害したのは誰か？
諸伏刑事にコナンと蘭が同行して容疑者に会いに行く。

部屋の内側のドアノブ、赤いスプレー缶には諸伏刑事とこの屋敷に来た新米刑事の指紋だけしか付いていなかった。
大和警部と諸伏刑事は明石の妻・葵と同級生だった。
明石の死体を発見したのは、葵の命日に亡くなった倉庫に花を供えに訪れた時だった。


被害者は部屋に閉じ込められていたのにドアノブに指紋が付いていないのはおかしい。
そしてダイイングメッセージの赤い壁は被害者が塗ったのに缶には指紋が付いていない。
閉じ込めた犯人は部屋に戻って来ていない。
被害者がワザと拭き取ったのか？

諸伏刑事はもう一度４人の容疑者に会いに行くと…。
大和警部は小五郎と相談があるからとコナンと蘭を送り届けるように諸伏警部に頼む。


翠川尚樹に、被害者が閉じ込められた部屋のノブから翠川の指紋が発見されたと話す。
コナンは住人から色で呼び合っていた事を確認する。
ただ、幼馴染の明石だけは名前で呼び合っていたと話す。

２人目の山吹昭二にも同じ質問をして、葵には山ちゃんと呼ばれていたことが判明。
更にコナンは葵がどんな人だったかを訊ねる。
みんなのマドンナで、赤石と付き合っていると分かってみんなが館を出て行ったと話す。

３人目の百瀬卓人も色で呼ばれていたが、たまにピンクと呼ばれていた（似合わない）
４年前に自分が携わったチェスのゲームソフトを届けたと話す。
明石も葵もチェスが大好きだった。

４人目の直木司郎に同じように指紋の事を話すと、明らかに挙動不審な態度になる。
半年前に館に行ったとか、その時に画材に触ったとか、聞いてもいない事を話す。
コナン達を帰した後、直木は誰かに電話する。


諸伏刑事はコナンと蘭を送り届け、大和刑事に４人の反応を話す。
明らかに怪しいのは直木と話す蘭。
翌日に直木に会って事情聴取することになったが…。

翌日直木の自宅アパートに行ったコナン達は、アパートの前に警察官が…
もしやと、直木の部屋を見ると諸伏刑事が立っていた。
部屋に行くと、直木が赤く塗られた襖を前に椅子に座って殺されていた。
警察の動きを見て犯人が先手を打った。

掌中の物、必ずしも掌中の物ならず

「手の平に載っているからといって、絶対につかめるわけじゃない事」
事件解決の重要な人物をみすみす殺されて事件のカギを掴み損ねた。


犯人が襖を赤く塗った。明石の現場を再現して警察を挑発している？
赤い壁と椅子に座っていた事は４人の容疑者には話していた。
でも白と黒の椅子に座っていた事、釘で固定されていた事は話していない。
「現場の事を詳しく知らなかったのにダイイングメッセージ真似しちゃうなんてさ！」
コナンの言葉はヒントってことだよね（何だろう？）


今度も諸伏刑事にコナンを同行させようとした大和警部。
しかし思惑はバレていました。コナンを連れて行くのを拒否して捜査すると出て行く。

大和警部が諸伏刑事にコナンを同行させたかったのは、無茶をさせないため。
大和警部が捜査中に行方不明になったのを、諸伏刑事が命令を聞かずに強引な捜査で見つけた。
そのお陰で諸伏刑事は命令に従わなかったので所轄に移動。

葵が書いた小説の主人公のモデルが諸伏刑事で、一緒に登場しているのが大和警部。
今回の事件が３年前に亡くなった葵に関係している事なら、諸伏刑事は絶対に事件を解明しようとする。
それに、４人しか赤い壁の事は知らないが、警察関係者も知っている。
つまり、葵に好意を持っていた諸伏刑事も容疑者として県警がマークしていた。



６年前に住んでいた住人の指紋が、今もドアノブに残っているなんてありえない。
そう考えると、付いているのが当然のように言っていた山吹が怪しいけど…。

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• メディア: Blu-ray

 

タグ：アニメ コミック 名探偵コナン 65巻 諸伏高明

コメント 2

アロンダイトさん、秋月あきねさん、nanoさん、まこたまさん、ロックさん、「直chan」さん、bapioさん、
nice!ありがとうございます!(^^)!
by usako (2009-12-16 09:55) 

アリア・ポコテンさん、
nice!ありがとうございます！！
by usako (2009-12-20 05:40)