『おおきく振りかぶって～夏の大会編～』第９話

第９話「研究されてる」

今日の俺はナイバッチ水谷なんだぜ
調子に乗りすぎてモモカンに睨まれる水谷(笑)

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３回表、美丞の攻撃。
阿部のリードは美丞に読まれているがそれを利用しようと考える。
そして美丞の作戦に気付いていないと思わせながら３回を抑える。
ベンチに戻った阿部は、三橋に首を振りたかったか尋ねると、
「ううん、リード通りががいいんだ」
信頼しているのはいいけど、やはり三橋は阿部に依存しすぎて心配です。


西浦の攻撃は水谷から。美丞の守備位置を見ると水谷の評価は非力ってことですね。
「脇しめろ」とベンチからの掛け声に、くすぐりを思い出したら打てた。
三橋の打順でモモカンはバントサイン。阿部が指に気をつけろとパクパク。
何を言っているのか分からない三橋に「ゆびだ、ゆび」とパクパク。
それを「むりだ、むり」と勘違いする三橋。二人のやり取りが面白い。
うるさく言う阿部が三橋を馬鹿だと思っていることにムカついている泉。


三橋のバントを岳史が２塁に投げる指示をして、アウト２つを稼ごうとしたがセーフ。
ノーアウトで１，２塁にランナーを残してしまった。
借りを返す！打つ気満々の泉にバントサイン。仕方ないですね。
そしてデーターの無い栄口にはヒッティングの指示。
ここでモモカンと滝井監督の読み合い合戦。
栄口が１球目から打ち１点を還したのでこの勝負はモモカンの勝ち。

巣山がバントで２，３塁にして４番田島の打席。
美丞の投手も田島を警戒してランナーがいるのに振りかぶって全力投球。
田島はアウトになったが、これで美丞の投手の持ち球全てを見ることができた。
打てなくても次に繋がる見送り方だったのでやはり凄いです。


ベンチに戻る岳史が呂佳を見る。隣に座っている河合が不審に思う。
河合は宮田じゃなく岳史を正捕手にしたのは何故か呂佳に尋ねる。
「倉田の方がうまいからだろ」
と言うけど、さっきのバント指示に対して怒っていたいたのに“うまいから”
河合はスタンドからサインを出しているのかと呂佳に訊く。
「お前うぜぇからどっか行け」益々怪しい。


花井君が点を入れたら勝てる！
今日勝ちたいと思っている三橋が花井に声をかける。
そして田島は「引っぱれ」とアドバイス。
元々引っぱるバッターだった花井。引っぱる方がしっくりきて楽しい。
花井が本来の打ち方でヒット、次の打者のバントで３塁へ。

阿部は打席に入っているのに美丞の２番手投手が出てきたのに気を取られてる。
美丞戦はリードで頭がいっぱいだから打撃まで頭が回りませんね。
三振した阿部の次は、前の打席で打った水谷。
調子に乗ったら空振りでモモカンが怒ってる。
脇をしめるのを思い出して振ったらヒットで花井が還り２点目が入る。

還ってきた花井と三橋のハイタッチがおかしい。

三橋は打てなかったけど他の人が打ってくれる。
これが「チームなんだ！」と初めて実感出来て良かったね。


５回表の美丞の攻撃。
西浦に作戦がバレたと感づいた美丞と阿部の頭脳戦。
「この投手を使っている限りお前の頭ん中は丸見えだぜ」
阿部は読み合いが五分になったと思っていたが、２連打される。
「読み合いはホントに五分か！？」五分じゃないですよ～、負けています。

１死２，３塁になり打者は矢野。矢野の外野フライで３塁ランナーが入り１点追加。
点が入ってがっくりうな垂れる三橋の元に駆け寄る阿部。
「まだオレのリード信じて投げられるか」阿部の問いに「投げられる！」と叫ぶ三橋。
自分の不安を三橋に押し付けた自分を後悔する阿部。
もっとこいつを生かしてやれるはずだ！

４番の和田から首を振るサインを出して和田に考えさせる。
これが成功して三振。


監督同士の読み合いに、阿部と美丞の打者との読み合いは面白かったです。
３点差だけど、これから西浦の反撃開始となるか？
点差が縮まれば呂佳が動くのでそれはそれで心配です。

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