『BLACK BLOOD BROTHERS』第１０話

第１０話「オーダー・コフィン・カンパニー」

ウォンに化けていたカーサの魔の手がミミコに迫る。

ウォンは偽者で正体はカーサ。
以前ジローと共鳴した時に見た夢で、すでにカーサの顔を知っていたミミコ。
カーサの目的はジロー！？


調停部を尋ねたリンスケは、ヒバリから１１ヤードの言葉を聞いて気を失う。
１１ヤード（第１１特区）に何があるのか？

同じようにカーサ達の目的でもある１１ヤードについて尋ねるミミコ。


ミミコを気に入り娘にしたいと言うカーサ。
娘とは吸血鬼に染めること。
ミミコからジローの匂いを嗅ぎ取り、ジローのことが好きなのか問う。
「血の１滴までアリス・イブのものだ」
ジローを好きになっても無駄だと教えるカーサ。

アリス・イブ。
無邪気だけど欲深いが本人に自覚が無いから始末に終えない。
と、アリスについて語るカーサ。もの凄く偏見が入っていますね。
と、そこにコタロウがドアを開けて「そこまでだ！」と叫ぶ。


倒れたリンスケは置いといて（おいおい）、ジローはヒバリにミミコの居場所を尋ねる。
ヒバリはミミコが探しているのに、九龍の血統から逃げて勝手すぎるとジローを責める。
ジローとしては巻き込みたくないから側を離れたんだけどね～。
ミミコが探していると聞いても、今のジローの最優先事項はコタロウを見つけること。
ヒバリに正直に話し、ミミコを探しに行ったコタロウを見つけるためにミミコの居場所を訊く。


「まったく、ずるいぞー。こっちは知恵を絞って策をめぐらせているっていうのに、いつもいつも行き当たりばったりで台無しにしやがって」
コタロウに逆切れするカーサ。その時突然炎が発生してカーサを襲う。
後からゼルマンが入ってきて、ミミコはビックリする。


年長者に敬意を払ってゼルマンに挨拶をするカーサ。
血液パックが何なのかすぐに分かったゼルマンはお怒り。
カーサをアイ・イグナイトで攻撃する。しかしすばしっこいカーサが上手く交わす。
「面倒だ、コタロウ、コンプロマイザー、床に伏せて神に祈れ！」
ゼルマンが建物を吹き飛ばす。それでも上手く逃げたカーサ。

カーサは夜会に渡した血液パックをゼルマンに教えて逃げる。
九龍の血統の血が混ざった血液パックの事を知ったミミコは愕然とする。
逃げたカーサはザザに作戦の合図を出し、特区を出ると電話で伝える。


ザザ達による計画が開始された。
鎮圧チームが病院に収容した吸血鬼が九龍の血統に転化して人々を襲う。

瞑想しているセイの元に、カンパニーの職員に乗り移ったザザが現れる。
カンパニーに爆弾を仕掛け、従業員の命と引き換えに１１ヤードの場所を尋ねる。


ザザが乗り移った人間をジャンが杭で串刺しにして殺す。
乗り移った人間は死にましたが、ザザはヤフリーを見張る一人に乗り移って助け出す。



カーサはジローに会いに来たのはついでで、本来の目的は１１ヤード。
セイとケインが１１ヤードに隠している何かを取り戻すのが真の目的。
１０年前の香港聖戦の二の舞になってしまうのか…。

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