名探偵コナン「迫る黒の刻限（タイムリミット）」

爆弾犯、黒の組織、赤井秀一に沖矢昴と怪しい人物がウヨウヨ。

名探偵コナン 67 (少年サンデーコミックス)

• 作者: 青山 剛昌
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2010/02/18
• メディア: コミック

 

ジンはキール（水無玲奈）が赤井を殺す時に何か小細工したんじゃないかと疑っている。
あの状況で小細工は出来ないと主張するキール。
その頃、百貨店の地下で赤井らしき男が出てくるか見張っていたコルンから、百貨店に機動隊と爆発物処理班が入って行くのを見たと連絡が入る。


百貨店で何が起きているのか？


赤いTシャツを送りつけている人物を探すコナンたち。
小五郎は送りつけられているTシャツが売られている売り場の店員に訊ねるが、買った人物に覚えが無いと言う。
聞き込みしていると、爆弾を巻きつけられた一般市民のおじさんが、コナンがTシャツで遊んでいると小五郎に知らせに来る。

折り目通りにTシャツを折って並べてみると、なんだか暗号のように見える。


ジョディは爆弾犯が立て篭もっているのに情報の洩れるのが早いのと、客たちの携帯も取り上げていないのはおかしいと疑問に思う。
爆弾のあるフロアに居る客から知り合いに動画が送られてきた。
側に居たジョディが偶然その動画を見たら、爆弾を巻かれたおじさんが映っていたが、赤井らしき男も映っているのを見て驚く。


コナンはTシャツが売られている売り場の店員に聞き込み。
商品が売れてからレジのある個室に持って行くと流れを聞く。
コナンはレジのある部屋に入り込み、パソコンを借りる。
普通は貸してくれないよ(笑)

パソコンで１２月２９日の雪山の遭難事故を調べる。
１０年以上前の事故で、雪崩に遭って亡くなったのが丸岡という人。
コナンは記事を見て帰ろうとした時、レジ係の女性に「ありがとうね、丸岡さん」とお礼を言う。
その女性の名札は丸岡ではないのに…。

コナンは送り主の狙いは分かったが、爆弾犯の理由がまだ分からなかった。
爆弾犯は自分が過去に犯した犯行が絶対にバレないと、絶対的な自信があるようです。


沖矢昴は折り目に沿って畳まれているTシャツを見て、雪山が関係していると気付く。
携帯でメールを打っていると、赤井にそっくりな男に気付いて……ニヤリ。


ジンたちは百貨店のフロアを爆弾犯が占拠していると知る。
赤井らしき人物が出てこない所をみると、そのフロアに居ると考えられる。
爆弾犯が捕まっても爆弾が爆発しても、百貨店の出入り口は大混雑になる。
だけどその混雑に乗じて、銃声の音は掻き消されるから好都合。

キールはバーボンには知らせていないのかとジンに訊ねる。
ジン以上に赤井を嫌っているバーボンは、赤井が死んだのを信じていなかった。
生きていると知れば「そらみたことか」と鼻で笑われる。
ジンとしては許しがたい事だろうし、バーボンを嫌いなんでしょうね。


早く解決して解放してくれと小五郎に詰め寄るお客。
その時小五郎の携帯が鳴り、知らないアドレスからのメールが入る。
メールを読んで驚く小五郎に、コナンが麻酔銃を撃ち込む。


小五郎（コナン）の推理ショーの開始。
毎週日曜日の同じ売り場で同じ時間に買われているTシャツ。
売り場を見張っていればすぐに送り主が分かるはずなのに、どうして爆弾騒ぎまで起こしているのか。
人に爆弾を巻きつけるには人気の無い所ですることになる。
そうしたらその間は売り場から目を離すことになる。
百貨店で爆弾を巻かれたのではなく、最初から爆弾を巻いてきたなら説明が付く。
そう、爆弾犯は……



爆弾犯の正体を暴いたコナン。
次回はTシャツが何故送られてきたのか、爆弾犯が過去に起こした犯罪が明らかになる。
そして事件解決と共に黒の組織が動き出すのをコナンが阻止できるか？

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