『伝説の勇者の伝説』第２０話

第２０話「絶望に埋めつくされない心」

俺は、俺は、生きてていいのかな…

ローランドを出たライナを消すために現れたルーク。
ミランとはどうなったのかというと、彼のお願いは聞きたくないけど考えは同じ。

誰も死なない、誰も泣かない、平和な世界。


ルークもそんな世界は幻だと思っている。
だからライナがシオンの側にいるのは危険だと判断。
力を隠していたルークに押され気味のライナは、罠にハマって大ピンチ。
そこにフェリスが現れライナを助ける、というか踏みつける。


ルークに剣を向けるフェリス。その時家から子供たちの悲鳴が聞こえ爆音。
ライナとルークがやり合っている隙に、リルが襲撃。
ミランと同じように魔獣を操るリルは、子供たちを攻撃し、庇ったラフラがやられてしまう。
「ライナさん、どうか約束を…」
ラフラの死を目の当たりにして、ブエカが覚醒。
ライナが止めようとするのを、リルが邪魔をしてブエカから結晶を取り出し殺す。



ラフラの死、ブエカの死。ライナの怒りが我を忘れてリルへの攻撃へと向う。
しかしフェリスが二人の間に入り、ライナの邪魔をする。

「こいつが化け物であろうがなかろうが、私は気にしない」


ライナが化け物で世界に害をなすモノだと言うリルに、「知るか」と答えるフィリス。
ライナが死んだら寂しいと言うフェリス。
泣けてくるシーンです(T_T)ていうか、その前から私は泣いてます。

これに水を差すのがリル。リルの玉に共鳴してライナが覚醒しようとする。
内なる声が全てを終わらせようと言うのを、必死で否定して自我を保とうとする。
フェリスに救われたライナは自我を保ち、内なる声に勝つ。

結晶が砕けて「何者なんだ」と驚くリルに「化け物さ」と言って魔法を唱える。
そうはさせないとリルが攻撃しようとしたのを、ルークが糸で拘束。
「ローランドに喧嘩を売ったらどうなるか思い知らせてやる」
ルークの啖呵も糸が切られてあらら^^;
ライナはリルを攻撃すると見せかけ、ティーアに魔法を撃ち込んだ。
子供たちを逃がすためにティーアに魔法を撃ち込んだ。

「ガスターク、次は殺す！」子供を連れてティーアは立ち去る。

「全ての式を解く者。もうローランドに現れていたとはな」
すべての式を解く者とはライナのことらしいが、本人にはサッパリ意味不明。
ライナが知らないと分かり、勇者はまだ完成しないんだなと言い残してリルは撤退。

勇気を与えて欲しいんだ…逃げずに最後まで戦える勇気。

自分の力が使かえるかもしれないから、逃げずにローランドに戻る事を決めたライナ。
しかし戻る前にライナはフェリスにお願いをする。
次にまた暴走したら、フェリスが自分を殺してくれと頼む。


「そんなものに何の意味もないんだ」
ルークの報告を読んだシオンが…暗い、心が壊れそう。
ライナを殺さないことがもっとも残酷な道を選ぶ？
シオンの資質が友も愛する者も踏みつける強さだと言うルシル。
「私の勇者」シオンも自分も後悔しない事を願うと…



グロイアニメなのは分かっていますが、今回は酷すぎる。
魔眼保持者はどこまで蔑まれなくてはいけないのか？
幸せに暮らせる日が訪れるどころか、どんどん暗く重い雰囲気になってる。
特にシオンはもう限界って感じで、壊れかけ？（蹴）

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