『屍鬼』第１８話

第１８話「第悼と夜話」

屍鬼を倒すのに、一番の障害であろう辰巳に歯が立たない夏野。
血を吸っていない夏野には不利ですが…。

辰巳は服の趣味が悪い。威圧感は出ているので脅すには良いのかな？


夏野父が壊れてる。自業自得ともいえるけどね。

屍鬼の餌にした昭が行方不明？夏野が助けたの？
これ以上妙な態度をしたら殺すと、夏野を脅す辰巳。


やはり沙子が屍鬼のトップなんですね。
千鶴は沙子の子供のようなものだから甘い。
沙子に気に入られた徹は、ついに屍鬼の支配下に下り仕事を手伝っている。


起き上がり小屋で、起き上がりとして復活した律子。
自分の脈を取ったりと、流石看護師だけあって冷静です。

見回りに来た徹に、人を殺したくないから食事はしないと告げる。
最初はみんな同じ事を言う。でも結局飢えに負けて人間を襲うんだと徹は言うが…
「自分を嫌いになりたくないから。そういう選択の自由はないのかしら」
看護師の鏡ですね。死んでも天使の様に後光が差してます。


千鶴の命令でカルテを書き直した尾崎。
屍鬼が隠れて暮らさなくてもいい、安全な拠点がもうすぐ手に入ると喜ぶ千鶴。
一番の驚異だった尾崎が敵ではないのだから。

突然尾崎が千鶴にデートしようと言う。
神社に近づかなければいいだろうと、千鶴を祭りに連れ出す。
その際、二人が一緒なのは不自然だからと、千鶴が怪我をした事にする。


人間だった頃の千鶴は、普通の主婦だったんですね。

お祭りに行き、出会う村人に浮かれて話す千鶴（ご機嫌です）
しかし社が近くなると千鶴は足がすくみ怯えだす。
尾崎はそんな千鶴の手を握って一緒に歩く。
尾崎に手を握られて赤くなる千鶴が乙女です。


尾崎が祭りに来たのを知ると、みんなが集まってくる。
これ以上先には進めないからと、引き返そうとする千鶴。
尾崎は恵父に、具合が悪いという千鶴を社務所まで運ぶのを手伝ってくれと頼む。


これが尾崎の作戦だった。
千鶴に噛まれても輸血して、支配から逃れていた。
従っているフリをして祭りに連れ出し、村人たちの前で千鶴の正体を暴くのが狙いだった。
起き上がりと知った村人たちは、彼女を取り囲む。
そこにライフルを持った正志郎と篤が車で突っ込んでくる。


篤父は化け物ですね。突っ込んでくる車を止めましたよ(笑)
父の怒りにビビッた篤は、車をバックさせて逃げてしまう。
これで死んだはずの篤が、起き上がりとみんなにバレてしまった。
助けに来たはずの正志郎たちが逃げてしまい、残された千鶴は村人に石を投げられる。



ついに起き上がりの存在が、村人の知るところになった。
血を吸われた割に辛そうじゃなく、やたら饒舌な尾崎を疑問に思わなかった千鶴のミス。
千鶴はこれで殺され退場になるのかな？
人間側の反撃が始まるにしても、起き上がりに身内がいる者は果たして戦えるか？
篤の父親は、息子でも容赦ないだろうけどね。

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コメント 2

尾崎先生は輸血だったのですか・・・・
てっきり他の屍鬼（あるいは人狼）に噛まれていて、
そっちの支配力が高いのかと思っていました。
あとで、見返してみます。

驚いたのは、まだ人間が結構残っていたことですね。
これで、昼間に屍鬼に対して攻撃をかければ
光が見えてくるのかも。

by ロック (2010-12-05 00:00) 

ロックさん、
コメントありがとうございます。
腕の痕が輸血にしてはおかしいよな～とは思っていました。
輸血で支配を逃れたのか？夏野に噛ませていたのか？両方だったりして^^;

人口の多い村ですね(笑)
人間が勝つには、辰巳たち人狼を倒さないとです。
夏野が辰巳に締め上げられた時に、反撃しなかったことから、何か考えがあるように見えました。
by usako (2010-12-05 22:27)