『GOSICK-ゴシック-』第１５話

第１５話「二匹の怪物は心をかよわせる」

リヴァイアサンに何があったのか、解き明かすヴィクトリカ。

リヴァイアサンはマスグレーブ男爵の策略で、錬金術を否定される。
マスグレーブの息子イアンは、リヴァイアサンの錬金術を信じていた。
だから父親に錬金術が本物だと証明するため、錬金術を教えてほしいとお願いする。
リヴァイアサンを信じていた少年を、怒りと絶望で殺してしまう。
そんな彼に近づいてきた男は…ブロワ侯爵。


嵐（戦争）の準備をするために、リヴァイアサンにホムンクルスを作って欲しいと頼む。
ブロワ侯爵は未来が視えるのか！？


一弥はブライアン・ロスコ―と対決。

「僕はヴィクトリカの友達だ！」

灰色狼に人間の友などできない。
近づいてくる人間は灰色狼の力を利用しようとする者だけ。

ヴィクトリカはホムンクルスの変わり！？
同胞なのにヴィクトリカを、道具呼ばわりするロスコー。
ヴィクトリカは道具でも灰色狼でもなく、僕の友達だと言う一弥。
すでに事は動き出したと言い、ブロワ侯爵には気をつけろとロスコーは消えた。


カオスの欠片が整ったので、グレヴィールとアブリルも呼んで謎解きをする。
時計塔は歪んで作られていた。だから変な感じがした。
歪めて建設したのは隠し部屋を作るため。
アフリカ人の歌は、アフリカ大陸でゴールドラッシュが始まったのと関係していた。
当時の国王がアフリカ人を使い、密かに金を国内に運ばせた。
そして口封じのため、アフリカ人を皆殺しにした。
その翌年に国王が亡くなり、金の在処を知る者がいなくなった。


リヴァイアサンは、殺されたアフリカ人の生き残りだった。
ステンドグラスに描かれている赤い花に、毒を仕掛けていた。
時計塔で死んだ人たちは、その仕掛けで亡くなった。

隠し部屋には大量の金と、毒矢が撃ち込まれたリヴァイアサンの死体があった。
仮面を取ろうとするヴィクトリカですが…届かない（笑）


唯一金の在処を知るリヴァイアサンは、その金を使い錬金術のフリをして国王に近づいた。
そべては祖国を守るため。


父親がリヴァイアサンに頼んで、ホムンクルスを作ろうとして失敗したこと。
そして自分が嵐に備えての道具だと、ヴィクトリカは知っていた。
必ず見つけると差し出す一弥の手を取るヴィクトリカ。
手を繋いで歩く二人が微笑ましい光景なのに、別れの予感を強く感じた。

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