『GOSICK-ゴシック-』第１７話

第１７話「螺旋の迷宮にその箱はねむる」

大人はみんな勝手なことばかり言う。
僕らだってちゃんと悩んで考えて生きてるんだ。

ヴィクトリカを見つけた一弥は、彼女からブロワ侯爵の真の目的を聞かされる。
ブロワ侯爵は、コルデリカを誘き出すためにヴィクトリカを閉じ込めた。

幼い頃に一度だけ会ったことのある母。
その時に母との絆であるペンダントを渡されるが、それも谷に落として無くしてしまった。


一弥とヴィクトリカは幻灯機を見つける。
それがここにあることで、ヴィクトリカは何かを納得。

その場所に、列車で一緒だった時計商のハントと会う。
ヴィクトリカは彼の正体に気付き冷たい態度。
彼も加わり魔術を見学するけど、ヴィクトリカとハントはすぐにトリックを暴いてしまう。
「カマトトぶっておる」列車で一緒だったおじいさん、それは死語です（笑）


魔術を持っているという双子の老婆による、入れ替え魔法で事件が起こった。
司会の神父（？）の挑発に乗り、ハントが老婆のひとりとキャビネットの中に入り死んだ。
騒然となる会場で、今度は幻覚剤の混ざった霧が大量に発生。
テントから出ると、一弥はロスコーを見かけて走り出す。
しかし取り残されたヴィクトリアの元に、ロスコーが現れる。


ロスコーを探しに行った一弥は、コルデリアに出会う。
彼女はロスコーが隠した形見箱を取りに来たけど、すでにアカデミーに奪われていた。
彼女は一弥に、ヴィクトリカに渡してと指輪を預けて去って行く。


落下させるマリアは、幻灯機を使ったロスコーのトリックだった。
形見箱とは、アカデミーの勢力を削ぐために必要なモノらしいけど…


やはりあのおじいさんは、ブロワ侯爵だった。
娘であるヴィクトリカを道具としてしか見ていない彼に、怒りを感じる一弥。
ヴィクトリカを連れて帰ると言った一弥を、あっさり帰したのは意外です。


何者かによって水門が開いて、ベルゼブブの頭蓋に水が流れ込む。
一弥は生きる意味が分からなくなり、動こうとしないヴィクトリカを抱いて走る。
生きる意味は後で考えればいい、一緒に帰るためにヴィクトリカを迎えに来たのだから。
そう、一弥が見つけてくれたから、一人ぼっちじゃなくなった。
「どうか守ってくれたまえよ…これからも」


「謎を解け、生きるために力を見せろ。母は変わらず愛している…」
間一髪で列車に飛び乗り助かった一弥は、コルデリアから預かった指輪と伝言を伝える。
涙を流すヴィクトリカと肩を抱く一弥、それを見ていたのは…誰？



形見箱の中身は何なんでしょう。
ハントが殺されたトリックは暴かれないままでスルー？

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