『夏目友人帳 参』第9話 [夏目友人帳シリーズ]
この町で出会えたのは、心優しい人たち。
この人たちには絶対、妖怪が視えることは秘密だ。
夏目の秘密に興味を持った妖怪が近づこうとする。
夏目が橋で妖怪に襲われ川に落ちてしまった。
通りかかった西村と北本に助けられ、夏目は二人を家に連れて行く。
自分のせいで二人がずぶ濡れになったと塔子さんに話すと、嬉しそうに笑う。
夏目の鞄から人面石が出てきて、何かを呟く。
するとニャンコ先生の様態を見に来たヒノエが、窓の外に蹴り飛ばした。
ヒノエはさっきの石に嫌な感じがしたから、夏目に気を付けるように忠告する。
学校では文化祭を控えて賑やか。
みんなが賑やかなのを心地いいと浸っていたら、バザーの販売係に任命されてしまう。
夏目は声をかけてきた女生徒から、あの人面石を渡される。
人面石が女生徒を操った!?
どうしようか考えていたら、人面石が「秘密ってなんだ」と襲ってくる。
夏目の叫び声を聞いた笹田が現れ、人面石の妖怪は逃げてしまった。
ヒノエに相談すると、隙を作らず油断しないようにと言われる。
ヒノエが帰った後、西村と北本が夏目の家を訪れる。
夏目がバザーの接客係をしたくなくて元気がないと思い、代わってやると言いに来た。
お前がちゃんと楽しいのがいいんだ。
みんなに気を遣う夏目の事を分かっている二人(いい奴等です)
その優しさが嬉しくて、夏目は夜、布団の中で泣いていた。
文化祭の準備が続く中、人面石妖怪はあれから姿を見せず鳴りを潜めていた。
そして文化祭の日が来た。
接客を笹田と交代して教室で寝ていると、人面石妖怪に憑依された女生徒に襲われる。
友達なのに秘密なの?
憑依された女生徒が走り出し、夏目が後を追うと、机にぶつかり二人とも気絶してしまう。
人面石妖怪は、憑依した女生徒から抜けて夏目に襲いかかる。
そこに食べ物目的で来たニャンコ先生が現れ、妖怪を退治した。
夏目は西村と北本の助けで、自転車が乗れるように特訓している夢を見ていた。
守りたいものは何でもない日常と、それを共にしてくれる人たち。
大切な人たちをどうすれば守れるのか、不安だった。
俺、1人では何にも出来なかったよ。
目を覚まして言った夏目の言葉に、人とはそういうものだろうと言うニャンコ先生。
倒れたと聞いて、西村、北本、多軌、田沼、笹田が心配して夏目の元に集まる。
大切な人を守りたいと思う夏目ですが、自分がみんなに守られていると気づいた。
夏目の周りの人たちは、本当に優しくていい人たちばかり。
北本って田沼と同じクラス!?
夏目と同じクラスじゃなかったっけ?
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