名探偵コナン「毒と幻のデザイン（EYE）」：ウサウサ日記：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

名探偵コナン「毒と幻のデザイン（EYE）」　[名探偵コナン] [編集]

犯人は幻！？

作者: 青山剛昌
出版社/メーカー: 小学館
発売日: 2011/12/14
メディア: コミック

平次に届いた死者からの手紙。
母親の知り合いで、東京でデザイン会社の社長をしている若松耕平からだと言うが…
手紙は事件から１０日後に送られてきた。

別荘で若松の妻の誕生パーティーをやっていて、金目当てで忍び込んだ犯人と鉢合わせして殺された。
のではないかと、現地の警察は考えていた。
しかし差出人の名前は若松だが、文面は犯人が書いたものだと思われる。
平次に罪の告白をしたから、大阪の自宅に来てくれと鍵が同封されていた。
当日、風邪をひいた平次の代わりに和葉が友達と訪ね、風呂場で髪の長い女性を発見。
その直後に電気が消え、点いた時には女性の姿と壁のタイルに刻まれたEYEの文字が消えた。

消えたのは己の肉体のみ文字に非ず。

女性の消えた後に残されたメモ。
耕平が殺された場所も風呂場で、ダイイングメッセージがあったはずなのに、警察が来たら消えていた。
興味を持ったコナンは、若松の本宅に行くと言う平次たちと同行する。

本宅を訪ねると、息子の育郎が腹を空かせて夕食を催促。
直ぐ後の専務の椎名とデザイナーの藤波がバームクーヘンを持って訪問。
若松の妻に紅茶を入れるよう指示された秘書の佐竹。
その後、若松の遺体の第一発見者の家政婦の米原が買い物から戻り、事件の日に別荘にいた全員が揃う。

事件の話をしていると、育郎が自分は次期社長だと話を遮る。
そして８等分に切られたバームクーヘンを、皿に盛りつける前に手掴みして食べた直後、苦しみだして倒れ死亡。
バームクーヘンに毒が盛られた！？

バームクーヘンに近づいていない若松の妻・芹香には、毒を盛るチャンスがない。
犯人はバームクーヘンを持ってきた椎名と藤波、切り分けた米原、盛りつけた佐竹の誰かなのか？

警察が調べている間、コナンたちは芹香の部屋で待機。
コナンは育郎に遮られて聞けなかった、若松が書いたダイイングメッセージを米原に訊く。
彼女はSと書かれていたと話すが、別荘にいた全員の名前か苗字にSが入っている。
ダイイングメッセージのSは何を表しているのか？

タイルに書かれたSとEYEが消えたトリックとは？
若松と育郎を殺害した犯人は同一人物なのか？
原作はやっぱり面白い。