『神々の悪戯』第４話

第４話「冥王の不幸」

ワァーオ(@_@)

人間の心を理解するために、部活動を行うことにした。
みんなが部活を選ぶ中、結衣がハデスに気になる部活はあるかと訊ねる。
ハデスは天文部に興味を持ったが、部活に入る気はないという。
人と交わることを避けるハデスに、結衣はどうしていいか悩む。


ある夜、ハデスが天文観察に行くというので結衣も付いて行った。
いざ望遠鏡を取だし観察しようとしたその時、突然雨が降って来た。
これも自分のせいだというハデスは、自分に近寄るなと帰ってしまう。
後を追い駆けた結衣は、川に落ちてしまった。
もうダメかと思った時、ハデスが助けてくれたのだ。
自分に近寄るから災難に遭うんだと言い、近寄るなと念を押される。


諦めない結衣は、再びハデスに一緒に天体観測に行きたいと申し出るが…
その矢先、テニスボールがぶつかってきたり水を浴びたりと災難が降りかかる。


ハデスは冥府の王なのだ。
死者の国を治めている王なので、ハデスは色々な災いを受けてしまう。
運命なのでどうにもならないのだ。
しかしハデスにも大好きなものがあった。


ハデスの好きなものはイチゴと大福だった。
それを聞いた結衣は、イチゴ大福をハデスに差し入れする。
いつも暗いあのハデスが、幸せそうにイチゴ大福を食べる。
それを見て、ハデスにも幸せなことがあるんだと安心する結衣。

しかし…
ハデスの体には冥府に落ちた死者の怨念が刻まれていた。
死者の怨念が呪として、ハデス自信とその周囲を不幸にするのだ。

ハデスは周りを傷つけたくなくて、不幸を一人で背負っていた。
だから結衣を不幸にしたくなくて、再三近寄るなと言っていたのだ。



ハデスを理解した結衣は、アポロンたちと再び天体観測に同行する。
案の定、また雨が降って来た。
しかしアポロンたちは、服を脱いで水着になる。
これなら雨が降っていても大丈夫。
と、大はしゃぎするのだった。


不幸しか見てこなかったハデスは、結衣やアポロンたちのお蔭で幸せを感じることが出来た。
ハデスは不幸に呑み込まれてはいけないと結衣に教えられた。
が、最後はダジャレで〆ですか^^;
ハデスがダジャレ好きだったとはね～（笑）

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