2014ブエルタ・ア・エスパーニャ 第20ステージ(山岳) [サイクルロードレース]
コンタドールが山岳ポイントを取に行った!?
大会最後の難関山岳ステージは、総合上位5人の争いとなった。
最後の超級山岳の上りゴールで、最初に動いたのは総合4位のロドリゲス。
残り9kmを切ったところでアタック。
それに誰も反応しなかったが、そのまま行かせたら3位の座が危うくなるバルベルデが追走。
バルベルデの動きにはフルームはチックを入れ、コンタドールはフルームの背中にピッタリ張り付く。
ロドリゲスを追走しながらコンタドールを蹴落とそうと、バルベルデとフルームが交互に加速。
しかしコンタドールは離れることはなかった。
残り6㎞あたりでフルームが加速すると、バルベルデがギアミスを犯して遅れてしまう。
コンタドールはすかさずバルベルデを追い抜き、フルームの後ろに付く。
その後、ロドリゲスに追いつき追い越し、フルームとコンタドールの一騎打ちとなった。
コンタドールはフルームに張り付き、残り1kmを切ったところでライバルを置き去りにする。
それまでに力を使ったフルームは、コンタドールの加速に付いて行くことが出来なかった。
コンタドールは今大会2度目の区間優勝をして、フルームとのタイム差を26秒付けた。
因みに、コンタドールはプロアマ通算99勝目だそうです。
スペイン3人衆だと強調しないのに、イギリス人とは強調するバルベルデ。
3位でゴールしたバルベルデは、先行して逃げたロドリゲスを捕まえると突き放しにかかる。
ロドリゲスは最終日のTTが苦手なので、一緒にゴールすればバルベルデとしては表彰台は確実となる。
なのに攻撃したということは、やはり仲が悪いんですね。
コンタドールとロドリゲスはそれほど仲が悪いようには思えないので、強調できないのはバルベルデが原因なのでは?
第20ステージ
区間優勝:コンタドール
個人総合:コンタドール
ポイント賞:デゲンコルブ
山岳賞:LLサンチェス
ツール・ド・フランス2014 スペシャルBOX(DVD2枚組)
- 出版社/メーカー: 東宝
- メディア: DVD
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