『秘密－トップ・シークレット－』第６話

朝から雨ですな～　気温も低くて寒いのは変わらずです。

第６話「キヌコ（後編）」
無罪放免で釈放されている絹子は、３年ぶりで近所に住んでいる平井学に出会います。
学を、ある秘密の家に連れて行くのですが・・・・・

一方青木は、曽我が担当している別の事件の資料にあった写真を見て、露口が記憶していた、絹子と関係のあった少年だと。。。
そして、絹子と交友関係のあった４人の内、２人が行方不明になっている事が判明します。

行方不明の事件に、絹子が関わっているのか・・・・・


４人の中の１人が学だったのですが、学は絹子とは関係を持っていなかったから、無事だったのか？
そんな学が・・・交通事故で死亡してしまいます。
学の事故に、何らかの関係があると睨んだ薪は、学の脳をＭＲＩ捜査すると決めて、青木と岡部に両親の元に行くよう指示を出したのですが・・・・・・

学は、目が見えなかったのです。

学が目が見えないとは思いませんでした。
そんな素振りは全く無かったので、両親がその事実を話すまで分かりませんでした。


手掛かりを失った青木達が、学の事故現場に行ったら、先に絹子が来ていたのです。
絹子は、学の脳が調べられない事を始めから分かっていたかの様な態度で、青木達に強い口調で馬鹿にしていました。

そんな絹子が、青木に父親の事を聞かれたら・・・顔が変った。
そして絹子の発言で、父親と絹子の関係が明らかになりました。
男を憎むようになった原因は・・・・・父親からの性的虐待だったのです

おかしいと思った(・・?　　露口（父親）が何故、絹子の犯行を庇ったのか・・・そして絹子に対しての露口の異常さ。
普通の親子関係にしては、、、絹子を見る目が変だったもの。。。


明らかに絹子が黒なのに、手掛かりが無く行き詰ってしまったと思われた時、学と一緒に事故にあって亡くなった、学の愛犬のジップの脳を調べる事を思い付く青木。

ジップは見ていました・・・・・

あの秘密の家の中を・・・・・・・

家の中に絹子の犯行を裏付ける証拠があったのです


この事件は、元々露口が絹子を虐待した事から始まった。
絹子が男を憎むようになり、一家惨殺事件が起こったと思うのです。
露口が無罪だと分かっても、絹子にした行為は許されるものではないし、犯人が絹子と判明しても、露口が事件の原因を作った事には変わりないですね。

でも、学まで殺さなくても・・・・・・
目が見えなくても、何か学が感じ取ったのかもしれないけど、それでも・・・・・殺害しなくても

前回の老人の事件もそうですが、今回の事件も何だか悲しい気分になりました。
今回の絹子の犯行は、同情する点もありますが・・・憎しみが殺人になってしまった事は許されず、挙げ句に学まで殺害するなんて・・・・・・・やっぱり同情の余地無いです

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• 作者:
• 出版社/メーカー: 白泉社
• 発売日: 2008/04/28
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