ツール・ド・スイス2008第7ステージ [サイクルロードレース]
第5ステージで崖下に転落したシュレックは、それ以降のステージも元気なところを見せて走っています
第7ステージは、スプリンターが活躍できる、比較的平坦なコース。
ゴール前に2週半の周回コースがあり、3つの4級山岳ポイントを超えてのゴール。
4級だと、スプリンターでも集団で登れるので、スプリンターを要するチームが集団をコントロールして、ゴールでの争いになるかと予想されたのですが・・・・・・
その4級山岳ポイントが曲者でした。。。
3人が逃げていたのですが、山岳ポイントの前に、メイン集団をアスタナが引き出した。
ゴール争いで勝てるスプリンターはアスタナには・・・・・?なのに
アスタナの意図は・・・・・山岳賞のジャージ
山岳賞1位のランプレーのロースリと、2位のアスタナのイグリンスキーのポイント差は1ポイント。
逃げている3人を捕まえて、山岳ポイントを取りジャージを獲得しようとの意図があったようです。
思惑通りに、3人を捕まえて山岳ポイント争いをするだろうと思っていたら、
ここで思わぬ出来事が・・・・・
マキュアンのチームメイトが1位通過してしまい、2位をイグリンスキー、3位をロースリが取った。
そのままマキュアンのチームメイトが逃げ出したせいで、集団の主導権をとるチームがいなくなり、
バラバラと数人が逃げ出したから、まー大変
その逃げにCSCの、TTに強いカンチェラーラが入ってしまい、スプリンターの勝負のレースが崩壊
結局カンチェラーラが、逃げ集団からも残り6kmのところで抜け出し、時速70キロの速さで疾走して、優勝を物にしました。
山岳ポイント争いで、何故か関係ないマキュアンのチームメイトが1位を取り、
その選手が原因で逃げる選手が出て、それでもその選手が優勝したのならまだしも、
カンチェラーラに逃げられるというお粗末な結果を招いた。
優勝したならチームも文句は無いだろうが、負けたんじゃ意味無いじゃん
山岳賞は、同ポイントになり、イグリンスキーがジャージを着ることになりました。
チームメイトが、一生懸命イグリンスキーの為に集団を引っぱった甲斐がありましたヽ(^o^)丿
第8ステージは山岳TTです
総合争いに変動が起きそうです。
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