2011ブエルタ・ア・エスパーニャ 第６ステージ

逃げている４人の選手の中に土井選手が！

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第４ステージは山岳、第５ステージはゴール前の激坂と、大会一週間目にしてキツイステージが続出。
ブエルタらしいっちゃらしいし、私は面白くて好きです。


第４ステージで調子が悪そうだったカヴェンディッシュがレース途中でリタイア。
去年リーダージャージを着ていながら、落車でリタイアして悔しい思いをしたアントンは、山岳で早くもメイン集団から遅れ、第五ステージでも遅れて総合争いから脱落。
本人も総合は諦めたようなコメントを出したようです。

同じように総合を狙うクレーデンも、第４、第５ステージで遅れる始末。
ツールのリベンジで出場したんでしょうが、こんなことなら別府選手が出場した方が良かったのでは…


第６ステージは、ゴール前に２級の山岳があるだけで平坦ステージ。
土井選手が逃げに加わって盛り上がっていたけど、メイン集団でカンチェッラーラが一人牽きして一気にタイム差を縮めてしまった。
残り３１kmあたりで集団に吸収されて残念。


ステージ優勝の行方は、スプリンターでのゴール勝負になるのか？
２級山岳でスプリンターが残れず、総合系を含んだ選手でのゴールになだれ込んでのスプリント勝負になるのか？
と予想はありましたが、総合タイムを稼ぎたいニバリが、得意な下りを利用して２級山岳の下りでチームメイトと共にアタック。
ニバリたちに付いてきたラストラスとゴール勝負になった。


ボーナスタイムが欲しいニバリですが、ラストラスが付いてきたことで、チームはサガンに勝負をさせる。
２位にラストラスが入ったのは仕方ないとして、３位にニバリじゃなくアニョーリが入ったのは誤算。
ゴール後にニバリはチームメイトに怒っているような場面がTVに映っていました。
ボーナスタイムは獲れなかったけど、総合を狙うニバリとしては成功ですね。


下りで集団が割れるという面白い展開でした。
ステージ優勝は、グランツール初出場で大注目の新人のサガン。
リーダージャージはシャヴァネルが守った。

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