『夏目友人帳 肆』第4話 [夏目友人帳シリーズ]
第4話「代答」
想い合っても一緒にはいられない。
ヨビコという妖が、友人帳に名のある「カリカミ」を呼び出したくて、塔子さんの声真似をして家に入り込む。
友人帳をよこせと襲うが、夏目にパンチを喰らってダウン。
すると今度は用意した袖の下を出して夏目にお願いする。
カリカミは古紙を修正する力があるらしい。
ヨビコは持っている古い手紙を修正してもらいたくて、呼び出してほしいと夏目に頼む。
しかし会ったことのない夏目には呼び出すことが出来ない。
ヨビコが住んでいた古木の前を、人間の女が毎日通りかかっていた。
女は古いこ堂で男と毎日会っていた。
幸せそうに笑ったり話したりしているのを見ていた。
ところがある時から男がぱったり待ち合わせのこ堂に現れなくなった。
男は傾きかけた家を再建するために、金持ち娘と結婚した。
それを知らない女は、毎日彼が来るのをこ堂で待ち続けていた。
それをずっと見ていたヨビコは、ある時男の声真似をして女に話しかけた。
それからとは、姿を見せずに毎日会話だけするようになった。
本当は男の代わりに別れを告げるべきだと分かっていて。
しかし遂に女は顔が見たいと言いだし、楽しい会話の日々は終わった。
ヨビコは本当の事を告げて女の前から消えた。
女を騙した罪と、それを知って傷ついた彼女の顔が見れずに、住んでいた古木には戻らず旅をしていた。
それから長い時が経ちこ堂を訪ねると、飛ばされないように石の置かれた文を見つけた。
女が置いたものかも分からないが、彼女が残したものかもしれない。
恋人に宛てたものか自分に宛てたものか分からないほど古ぼけたか文を読みたい。
だからカリカミに修正してもらいたい。
夏目はヨビコの話を聞いて協力することにした。
カリカミの名を返し、ヨビコの手紙を修正してもらう。
元の戻ったが、それを書いた女はもうこの世にはいない。
妖の胸には女の笑顔や声が今も鮮やかに残っているが、それは遠い昔。
本当のことを話してくれてありがとう。
手紙にはヨビコを怨む言葉ではなくお礼の言葉が書いてあった。
ヨビコもカリカミも良い妖でした。
夏目のパンチは相変わらず効きますな~(笑)
想い合っても一緒にはいられない。
友人帳をよこせと襲うが、夏目にパンチを喰らってダウン。
すると今度は用意した袖の下を出して夏目にお願いする。
カリカミは古紙を修正する力があるらしい。
ヨビコは持っている古い手紙を修正してもらいたくて、呼び出してほしいと夏目に頼む。
しかし会ったことのない夏目には呼び出すことが出来ない。
ヨビコが住んでいた古木の前を、人間の女が毎日通りかかっていた。
女は古いこ堂で男と毎日会っていた。
幸せそうに笑ったり話したりしているのを見ていた。
ところがある時から男がぱったり待ち合わせのこ堂に現れなくなった。
男は傾きかけた家を再建するために、金持ち娘と結婚した。
それを知らない女は、毎日彼が来るのをこ堂で待ち続けていた。
それをずっと見ていたヨビコは、ある時男の声真似をして女に話しかけた。
それからとは、姿を見せずに毎日会話だけするようになった。
本当は男の代わりに別れを告げるべきだと分かっていて。
しかし遂に女は顔が見たいと言いだし、楽しい会話の日々は終わった。
ヨビコは本当の事を告げて女の前から消えた。
女を騙した罪と、それを知って傷ついた彼女の顔が見れずに、住んでいた古木には戻らず旅をしていた。
それから長い時が経ちこ堂を訪ねると、飛ばされないように石の置かれた文を見つけた。
女が置いたものかも分からないが、彼女が残したものかもしれない。
恋人に宛てたものか自分に宛てたものか分からないほど古ぼけたか文を読みたい。
だからカリカミに修正してもらいたい。
夏目はヨビコの話を聞いて協力することにした。
カリカミの名を返し、ヨビコの手紙を修正してもらう。
元の戻ったが、それを書いた女はもうこの世にはいない。
妖の胸には女の笑顔や声が今も鮮やかに残っているが、それは遠い昔。
本当のことを話してくれてありがとう。
手紙にはヨビコを怨む言葉ではなくお礼の言葉が書いてあった。
ヨビコもカリカミも良い妖でした。
夏目のパンチは相変わらず効きますな~(笑)
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