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2012ジロ・デ・イタリア第17ステージ(山岳) [サイクルロードレース]

総合優勝を狙う選手たちの一騎打ち。

GDI17-1.jpg


4つの山を越えて下りゴール。
5人の逃げの中に、15ステージで逃げてロドリゲスとゴール前で死闘を演じたラボッティーニが入っていた。
山岳ポイントリーダーである彼は、ポイントを稼ぐためにまたも逃げに乗った。
しかし15ステージの長距離逃げでの疲労は残っていた。
なんとか2つ目までの山を1位通過するも、それで踏むのをやめて後ろの集団に戻った。


総合を狙う選手たちがいるメイン集団の中から、2つ目の山の上りでエウスカルテルのリーダーのニエベがアタック。
先頭の逃げ集団と合流して3つ目の山に上りますが、メイン集団を牽引しているのがリクイガス。
バッソのために、アシストたちが先頭とのタイム差を縮める。
リクイガスの牽きで逃げ集団が吸収され、いよいよ総合争いとなった。


GDI17-2.jpg
総合争いで最初に脱落したのがアスタナのクロイツィゲルで、ティラロンゴも遅れてしまう。
残ったのは総合リーダーのロドリゲス、30秒遅れのヘシェダル、前年リーダーのスカルポーニ、バッソ、ポッツォヴィーボ、新人賞争いをしているウラン
この6人の中で最初に遅れたのがスカルポーニ。
3つ目の山を上る手前まで先頭に出て牽いていた彼が、突然失速。
4つ目の山を上り始めたころに下りを利用して追いつくことは出来ましたが、総合争いでは黄色信号。



GDI17-3.jpg
下りが苦手なバッソは、ロドリゲスとヘシェダルに遅れる場面もありましたが、6人でのゴール勝負となった。


GDI17-4.jpg
区間優勝したのは、バッソとのスプリントに勝ったロドリゲス。
スプリント勝負ではありましたが、みんなヘトヘトで力が残っていたのがロドリゲスでした。


区間優勝はしましたが、ロドリゲスと同タイムでゴールしたヘシェダルとの差は変わらず。
ヘシェダルが山岳ステージで残っているのは予想外。
このままロドリゲスに食らいついて残れば、最終日の個人TTで逆転してリーダー獲得も夢じゃない。
なにせロドリゲスはTTが、ものすごーーーく遅いですからね。






 


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