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2012ツール・ド・スイス 第8ステージ(山岳) [サイクルロードレース]

残り2ステージは山岳コース。
総合を狙う選手のガチ勝負。


CICLISSIMO (チクリッシモ) No.29 2012年 08月号(サイクルスポーツ2012年8月増刊 )

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後半に2級の山岳を越え、繋ぎ区間を過ぎたら超級の上り。
やっと総合を狙う選手たちが動き出すステージとなった。


4人が逃げ、メイン集団はレディオシャックとラボバンクが牽く。
逃げの4人は2級山岳の上りで2人が抜け出し先頭に出る。
メイン集団は、チームリーダーの総合優勝のために、レディオシャックとラボバンクがスピードを上げる。
2チームがスピードを上げたことで、メイン集団は人数が削られていく。

このスピードに総合リーダーのコスタが大ピンチ。
削られたメイン集団から少し遅れてしまう。
なんとか粘って食らいつき、超級までの繋ぎ区間でメイン集団に戻れましたが…

超級の上りでシュレク兄がアタックし、それにニエベライプハイマーが付いていく。
シュレク兄のアタックでメイン集団はバラバラになり、コスタが遅れてしまう。


トップでゴールしたのは、4人で逃げ2人になり最後は単独になって逃げたアルバズィーニ
スイス人の彼としては、自国で区間優勝を獲れたのは嬉しいでしょうね。

問題は総合を狙う選手たち。
コスタとタイム差が1分4秒のシュレク兄が逆転する可能性が出た。
2位でゴールをすればボーナスタイムがもらえるにですが…
ゴール前でニエベとライプハイマーにスプリントで負けて4位でゴール。
ボーナスタイムを獲得できなかった。

コスタはトップでゴールしたアルバズィーニから2分5秒遅れてゴール。
シュレク兄との差が14秒と縮まるも、なんとか総合リーダーは守りました。
しかし1分以内に6人の選手がいる。
コスタはこの僅差を守りきれるのか!?



区間優勝:アルバズィーニ
総合リーダー:コスタ






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