2014ブエルタ・ア・エスパーニャ 第11ステージ(山岳) [サイクルロードレース]
今年の3大ツールは、個人総合の優勝候補が落車に呪われている。
前日のTTの落車で、総合トップから11位に脱落したキンタナ。
ブエルタはリーダーとして乗り込んだが、トップのコンタドールとは3分25秒差。
キンタナはバルベルデのアシストに回ることになった。
しかし翌日にまたも落車で、今度はリタイアとなってしまった。
レースは5人が逃げ、その中かスカイのキリエンカが単独トップとなった。
しかしラストの1級頂上ゴールの上りで、メイン集団に吸収。
メイン集団はロドリゲスのチームメイトのカチューシャがコントロールしていた。
しかしキリエンカを吸収すると、スカイがコントロール。
だが1級の上りでアシストがコントロールしている集団の後ろでフルームがピーンチ。
メイン集団の後ろで、何度も切れそうになるのを必死に食らいついていた。
ラスト6.1kmからバルギルがアタック。
直ぐにへーシングもアタックして、その後何人かの選手も集団からアタック。
しかし全て吸収され、コンタドール、バルベルデ、ロドリゲスと総合優勝最有力者たちの争いとなった。
ラスト1kmで、3人が牽制している隙にアスタナのアルがアタック。
このアタックが見事にハマり、アルはトップでゴールして区間優勝した。
コンタドール、バルベルデ、ロドリゲスは、アルに続いてゴール。
バルベルデが2位、ロドリゲスが3位に入り、ボーナスタイムを手に入れた。
スプリント勝負では、やはりコンタドールには分が悪かった。
上りで何度も切れそうだったフルームは、3人に続いてゴール。
コンタドールたちとは1秒のタイムだが付いた。
第11ステージ
区間優勝:アル
個人総合:コンタドール
ポイント賞:デゲンコルブ
山岳賞:マス
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