２００８ジロ・デ・イタリア第１９ステージ結果

今日も雨、気温も低くて寒いです


ジロも昨日のステージを入れて残すところあと３ステージ。
個人総合の争いに大きく影響の出る、最後の山岳ステージ２つと、明日の最終日個人ＴＴとなりました。


昨日の第１９ステージは、天候が最悪で、大雨の中でのレースでした
こういう天候で、尚且つ山岳ステージ、波乱が予想されましたが・・・・・期待通りの展開に!(^^)!


逃げの集団７人と、アリア・ローザのコンタドールの居るメイン集団との差が、２０分ぐらい広がったり。。。
天候が悪くて、中継も何度も途切れてしまって、山を登っている選手の姿が殆ど映っていなかったりと、最悪の条件の中でのレース。


雨の影響で下りで先頭の７人がばらけて、４人対３人になってしまい、メイン集団からはディルーカがアタック。
チームメイトで下りのスペシャリストのサヴォルデッリに前を引かせて、それに付いていったリクイガスのニバリの３人が飛び出しました。


晴れていても下りでの落車もあるのに、雨が降って路面が滑りやすい下りでのアタック。
そのせいで、マリア・ローザを守るために、コンタドールのチームメイトが必死に３人・・・特にディルーカを追う為に、集団を引っぱる形で、早くもアシストの力を使う羽目に陥ってました。

でもその集団も、人数が少なかったです。
かなり雨の影響で、選手達もバラバラになってしまった。


ステージ優勝は、逃げの集団に居たティンコフのキリエンカが、今年のジロで何度もステージ優勝の為に、逃げの集団に加わっていましたが優勝できず、昨日の勝利は彼にとって、念願のステージ優勝だったでしょうね
２位には、下りでアタックしたディルーカが執念で、ボーナタイムの有る２位に入りました。


メイン集団は、最後の登りでリッコがアタックして、それに付いていけなかったコンタドール
コンタドールとのタイム差が４１秒なので、逆転しちゃうのかーとハラハラして観ていたら、意外にもタイム差が付かなくて、結果的に４秒差でコンタドールがマリア・ローザを守りました。

でも危なかったけどね


リッコは逆転できなかった事が悔しかったのか、選手の控え室での不機嫌な態度がテレビに映っていた



コンタドールとのタイム差が、リッコが４秒、ディルーカが２１秒になり、これで総合争いは３人に絞られ、タイム差が少ないから、メチャ面白い展開になってきました
こんなにタイムが拮抗する、グランツールも珍しいのではないか？・・・・・

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タグ：自転車 ロードレース