『魍魎の匣』第８話

第８話「言霊の事」

良い考えだった。箱が出来上がると再び幸せが訪れた。何という幸福感。
訃報であった。祖母が亡くなったので、急ぎ帰省した。

またも不気味な関口の冒頭シーン。
久保竣公の小説「匣の中の娘」の主人公になっている関口。　危なすぎます。


「みんな馬鹿だ。加菜子とは比べものにならない、話価値も無い。
かあさん、あの人はダメだ。変なまじないしにハマって頭がおかしくなってるもの
あんな家、早く出て行かなくっちゃ」

頼子は学校とは反対の方向に歩いていってしまった。
相変わらずこの子も不気味です。


関口は京極堂に言われていた御筥様の情報を里村に話に出かけます。
ここで登場した女性は関口の奥さんなのかな？

里村の所に木場が尋ねに来た。
バラバラ事件の被害者の中に加菜子が居ないかを確かめる為だった。
里村はバラバラ事件の自分なりの見解を木場に話す。

何人かの被害者は、どちらかの腕一本だけは生きているうちに切断されていると・・・
生きているうちに切った事が何を意味するのかと里村に問うと、
「同じ被害者でも“足”これは確実に・・・死んでから切っている」

里村は
「殺して切ったんじゃなく、殺すために切ったんでもなく、切るために殺したんじゃないかと」

里村の考えでは「人体実験」をしたんじゃないかと・・・
その言葉を聞いて美馬坂の研究所が浮かび、里村に尋ねた美馬坂の情報に
「死なない研究」の話が出てきて、映画監督と頼子が言っていた言葉を思い出す木場。

里村が関口もバラバラ事件の事で来ていたと木場に話し、
関口から預かった御筥様の信者名簿を木場に渡す。

木場はバラバラ事件の犯人が研究所にいるとしたら・・・と考えますが・・・・・・


京極堂の家に榎木津も来ていた。猫と戯れていますが、猫がめっちゃ可愛い。
京極堂をメモ代わりにして加菜子の依頼の話を話した榎木津。
一回話して聞かせれば覚えてしまう京極堂を良いように利用してますね(笑)

鳥口の情報で、御筥様の常連の二十歳前後で手には白い手袋を填めている男が
匣を大量注文したと・・・
それと戦前の話で、兵衛の妻が心の病で息子が生まれても子育てをしなかった。
兵衛が復員すると誰も居なくなった部屋に、血の付いた鉄製の匣が置いてあった。

祈祷方法も「デンスケ」、その当時では珍しい機械で録音したのを聞かせる鳥口。
先週に引き続き、滅多に手に入らないモノを持ってくる鳥口の方が謎です。


榎木津は自分の依頼の調査に関口を同行させようと思っていたようです。
関口っていい様に使われてますね(笑)

加菜子の友達の名前を聞いた関口が、御筥様の信者の中にあった名前だと言うと
京極堂が名簿を見て狼狽します。
名簿の頼子の母親の欄には「危険也」「要注意也」と書き込みされていた。

加菜子は陽子の妹ではなく、娘だと依頼に来た増岡が話していた。
１７歳の時に加菜子を産んだことは木場は知らない。
知っていたらあんなに必死になって加菜子を探さないわな。
あこがれの女優だった陽子に子供が居ると知ったら・・・

京極堂が「これは大変善くない」と言った時に、木場が現れた。
木場は話を聞かせてくれないかと凄んで部屋に上がりこんだら、京極堂が
「このイヤらしい偶然の集積がいったいどんなふざけた構造になっているか
あんたの知っていることを聞けば・・・ほぼ全部が解ける」

言い切りました、京極堂は殆ど分かったんですね。


頼子は謎の男と接触していた。
「永遠に今の姿を残したいと思わないかい」と声をかけてきた男。

その後、家に帰ると榎木津と関口が頼子の帰りを待っていた。
頼子の目からも関口は変だと思えたんですね(笑)

榎木津達と別れ、謎の男との待ち合わせの場に来た頼子。
男は加菜子を知らないかと聞いてきます。
加菜子が何処にいるか知っているのかと男に尋ねると、男は
「知っているかもしれない」
そんな怪しいことを言う男について行った頼子。
連れて行かれた場所は、部屋一面に匣が置かれていた。



今回も理解するのに苦労したぜ^^;
ようやく主要メンバーが同じ画面に登場しました。
榎木津が綺麗だな～、そして人の名前は相変わらず覚えていないのね(笑)

バラバラ事件と加菜子誘拐事件が繋がってきました。
バラバラ事件は最初の事件は別として、その後は加菜子を生きながらえさせる為に
事件の被害者は実験された・・・なんて考えたり・・・
被害者の切った手足を加菜子に移植したとか・・・も考えましたが・・・

謎の男が久保竣公と睨んではいますが・・・ん～弱いか
姿を消した雨宮も気になります。彼はどうなっちゃったんだ(・・?

次回が楽しみになってきました!(^^)!

コミック怪 Vol.04

• 作者: 志水 アキ
• 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
• 発売日: 2008/07/31
• メディア: コミック

タグ：魍魎の匣 アニメ

コメント 4

townsrusさん、
nice!ありがとうございます。
by usako (2008-11-26 13:20) 

＞bapioさん、
nice!ありがとうございます！！

＞うっちーさん、
nice!ありがとうございます!(^^)!
by usako (2008-11-26 18:00) 

加奈子はもう殺されてるのかも・・・
死体が見つかっていないというだけで。
頼子も匣詰めにされたり。
頼子の家の玄関、昔のサザエさんのマンガの1シーン
みたい。
台風の用心のために家中の戸を防御したはいいけど
自分たちも家に入れずやりなした。
笑える1シーン思い出したけど。
頼子は家に入れず笑えないですね。
榎木津さん建ちの前で恥ずかしい思いもして
頼子も殺されるのかな？
絵のモデルなんてうっかり話しにのるなよ～
話変わるけど鳥口さんもって来た録音機が度デカ！
これで携帯？
50数年前のですから・・・・
生活反応ももう半世紀前にわかっていたのでしょうか？



by ミント (2008-11-28 16:46) 

ミントさん、
コメントありがとうございます♪
加菜子死亡説はあり得るですね～。
それと体の殆どが移植か機械に変わっている・・・のも捨てがたい。
頼子は・・・殺された？　ん～でもアノ状況で殺されなかったら謎の男は犯人じゃない！？て事にもなってしまうようなー
まだ謎が多いです^^;
録音機はデカくてバレずに仕掛けられたのかが不思議(笑)
ＤＮＡでの捜査は無かった時代ですが、生活反応は医療の世界ではすでに分かっていた時代なのかもしれませんね。
by usako (2008-11-28 21:36)