『黒執事』第１６話

第１６話「その執事、孤城」

セバスチャンがシエル以外の人物に仕えている。
４００年前に暗殺されたエドワード５世とその弟のリチャード。
悪魔対幽霊の対決になるのか！？


ファントムハイヴ家が所有するラドロウ城を、ホテルとして改装しようとしていたら、
幽霊が出ると言って工事が進まない。
シエルとセバスチャンがラドロウ城に赴きますが・・・
そこには４００年前に暗殺された若き王・エドワードと弟のリチャードの幽霊が住んでいた。


幽霊とはいえ、王であるエドワードに城を明け渡してくれとは強く言えない。
その上リチャードがセバスチャンを気に入って、エドワードとセバスチャンを賭けてチェス対決をすることになった。


余裕で受けてたつシエルでしたが、エドワードの駒が変化してチェックメイト。
セバスチャンは王子達に取られてしまった。
シエルは客人として泊まるのを許されます。

リチャードはセバスチャンが仕事をしているのをくっ付いて見ている。
リチャードが持っている髑髏の事を訊くセバスチャンですが、リチャードは教えない。


すっかり王達の執事として仕事をこなすセバスチャンは、シエルを苛めて楽しんでいるようです。
夜中に目を覚ましたシエルが靴紐を結べないでいると、突然セバスチャンが現れて、
靴紐も結べないのかとイヤミを言いながら結んであげる。


シエルはエドワードの後をつけて、隠し部屋の存在を突き止める。
ここでもセバスチャンが急に現れて、隠し部屋を進んで開けてみせ、
慌てるシエルに、
「サービスです。
イングランド王室の執事たるもの、これぐらい出来なくてどうします」

断言しているセバスチャンがキラキラしてる。
おもいっきりイヤミだなー(笑)


隠し部屋は地下牢で、無数の骸骨が散乱している。
エドワードが置かれているチェス盤に載っている髑髏を説明する。
ナイトだけが空いているのをシエルが指摘すると、そこはリチャードの髑髏を置く場所だった。
リチャードを送ってやりたいだけだと言うエドワード。
でもリチャードが常に持っていて渡さないからナイトの位置に置けない。

シエルがセバスチャンに命令して、エドワードの望みを叶えようとしますが・・・


なんとリチャードが持っていた髑髏は自分のではなかった。
エドワードは忘れていた、自分たちの体が細かくされて川に捨てられ骨が残っていないことを。。。
エドワードが悲しむと思って隠していたリチャード。

真実を思い出したエドワードはリチャードと成仏しましたとさ。

天国に旅立つときに、シエルは城を現状のまま残すと言って二人を送った。
二人の墓を作ってあげて良かった良かったで終わるかと思ったら・・・
さっそく改装工事を再開。
天からはエドワードが「嘘つきめ」と優しい声が聞こえた。



今回登場したエドワードとリチャードは可哀想でした。
暗殺とはいえ、体を細かく刻まれ川に捨てられ骨が残っていないのは、なんとも悲しいですね。
暗殺しても骨は残してあげてもいいのに、特に幼い王と弟を細切れにするなんて・・・残酷です。

しかしエドワードの顔がどうにも違和感があったなー。
彼だけがタッチが違う感じがしたのは気のせいか？

次回は変態グレルとアンダーテイカーが再登場。
グレルの弾けっぷりが楽しみです。

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タグ：アニメ 黒執事

コメント 3

うっちーさん、
nice!ありがとうございます!(^^)!
by usako (2009-02-01 21:24) 

史実では、もっと残酷なものもありますし。
実子を殺し、その罪を正室に擦り付けてその座を奪い
天下を取った女帝もいたくらいだし。
シエル君12にもなるのに・・・
バーネット作「秘密の花園」にもでてたけど
当時の貴族の子供って、至れり尽くせり過ぎで育ったみたいです。
靴紐自分で結べるよううになりましょう。

by ミント (2009-02-02 14:27) 

ミントさん、
コメントありがとうございます！！
執事がなんでもやってしまうので、坊ちゃまは指図するだけという羨ましい身分です。
でも、セバスチャンはやりすぎな気もしますが・・・
by usako (2009-02-03 21:10)