名探偵コナン「ホタルが灯した真実」

村おこしのためにホタルを放って観光客を呼ぼうとしたイベントで、殺人事件が起きた。
犯人のトリックがホタルによって暴かれる。

名探偵コナン 68 (少年サンデーコミックス)

• 作者: 青山 剛昌
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2010/05/18
• メディア: コミック

 

洞窟の中に本殿のある神社が珍しくて観光客を集めていたが、最近はサッパリ。
そこで宮司の小和田が村おこしの切り札として、ホタルを川に放つイベントを計画した。
資金を集めるのに村長の息子・中嶺徳郎が青年団の団長として資金集めに協力。
しかし小和田の娘・葵にご執心の中峰は、葵を嫁にと条件を出していた。
葵は中嶺の申し出を拒否。


ホタルを運んでいる中峰から、あと１５分くらいで到着すると電話が入る。
その時、電話のバックにホタルの歌が流れているのが聞こえたコナン。


中嶺と助手で運転してきた垂水修一郎が到着。
車の中から垂水にホタルを放つように指示を出す中峰。

しばらくして、小和田は中峰にお礼を言うために垂水に居場所を尋ねる。
垂水が中嶺の携帯に掛けてみると、「エボシ岩だ、助けて」と苦しそうな声だったと。
そして中嶺の側に誰かいるようだったと話す。
トラックでエボシ岩に向かおうとしたが、車のキーが無い。
阿笠博士の車で、コナン、小和田、垂水がエボシ岩に向かう。


エボシ岩に中嶺の車が止まっていて、垂水が車に駆け寄りドアを開けたら、中嶺が絶命していた。
コナンは中嶺からアーモンド臭を嗅いで、毒殺だと判断する。
中嶺の足元には栄養ドリンクの空瓶が転がっていた。
そして車の中からホタルが飛んで外に出てきた。


犯行はホタルを放ってから発見されるまでの３０分間。
アリバイの無い葵と、資金集めで嫌がらせをされた柏達馬。
そしてホタル狩りの資金をくすねたと中嶺が怒っていた垂水の三人が容疑者。

地元の刑事・鳴滝は葵と柏の犯行と疑う。
しかしコナンは、ホタルの歌とトラックに置いてあった懐中電灯、栄養ドリンクの空瓶が洗われていたことから、トリックが分かった。


阿笠博士（コナン）の推理ショー。
阿笠博士がトリックを暴いて犯人が判明。
警察署に連行しようとした鳴滝を、犯人が斬りつけ、外で聞いていた灰原を人質に本堂のある洞窟に逃げる。
追いかけるコナン、少年探偵団、鳴滝ですが、土石流が発生して犯人と共に洞窟に閉じ込められてしまう。
隙をついて逃げ出す灰原に斬りかかる犯人。灰原を庇う鳴滝。
コナンがアイテムのサッカーボールで犯人にナイスゴール。



鳴滝の死んだ孫と灰原が似ている、葵と柏が好き合っているとかも散りばめてありましたが、あまり意味が無かったです。
アニメオリジナルですから…最初の段階ですぐにトリックが分かって簡単だった。
サスペンスドラマで使われたことのあるようなトリックでした。
次回はコミック６７巻の話です。

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