『屍鬼』第２話

第腐堕話

恵の死。何故彼女は死んだのか？

恵の死に一番驚いているのは医師の尾崎。
外傷も見られず、若者特有の貧血だと思っていた。
なのに診察した日から数日で亡くなってしまった。
死因を詳しく調べるために解剖を両親に進めるが…
女の子だからと父親に拒まれ、死因を急性心不全と診断した。


お昼から恵のお葬式があるのに出掛ける結城。
結城は突然看護師の国広律子が飼っている犬に襲われ舐められる。
「夏野くん」と呼ぶ律子に止めて下さいと言う結城。
本人は下の名前が気に入っていないらしい。
夏野とは昔の貴族の名前らしく、父親が付けた。
「ロマンチストなんだぁ」と言う律子に「でなきゃこんな所に越してこないですよ」
結城も恵と同じくこの村の生活に不満だった。



幼馴染のかおりは恵の部屋で、出せなかった結城宛の残暑見舞いを見つけて涙を流す。


恵のお葬式に訪れた結城にお礼を言うかおり。
恵の遺品を受け取ってもらえないかと話すと、親しくなかったからと断られる。
埋葬に立ち会う義理はないからと帰ってしまった結城。

人々は恵が死んだのにその死を悼むより噂話をしている。
恵の死で、死ぬという事を実感するかおり。
恵のお墓に誕生日プレゼントを入れたいと、彼女の両親に頼む。
副住職の室井は、恵が喜ぶからとプレゼントを入れることに賛成する。
この村は土葬なんですね。


恵の血液検査の結果が出て、意外なことが判明。
外傷も無かったのでただの貧血だと思っていたら…原因不明。
解剖していれば原因が分かったかもしれないが…
その時安森義一が亡くなったと連絡が入る。

義一の死因は急性腎不全。
年も年だし猛暑でやられたんだろうと話す尾崎。
すると他の看護師たちから、亡くなった人たちも夏風邪だったと話していたことが判明。
そして後藤田ふきが亡くなったと連絡が入る。

心配して見に来た近所の人の話で、ふきが体がだるそうで眠くて夏風邪かと思ったと。

恵と同じ症状。

尾崎は役場の保健係の石田に、８月に入って亡くなった村人の人数を調べてほしいと頼む。
その頃寺では村人が亡くなったと知らせが入る。
尾崎と同じように不審に思った室井は、尾崎に会いに行き死因を尋ねる。
全員が原因不明だと答える尾崎に、疫病じゃないかと話す室井。



村人は尾崎が把握していない人を入れて１０人が亡くなっていた。
わずかの間に１０人もの死亡とは異常すぎる。
この村に何が起きているのかと不安になる石田が尾崎に尋ねる。
色々考えられるが、最悪の事態を想定して伝染病を疑うことにした。

病名は分からないが症状は一致。
些細な症状から始まり数日のうちに急激に増悪する。

昨日、同じ症状の患者が診察に訪れた。
徹底的に検査して、症状が少しでも悪くなったらすぐに病院に来るように言って帰した。


室井が情報収集、石田は具合が悪くなったら病院に行くように呼びかけ、尾崎は死因の確定。
これ以上、俺の村を踏みにじらせない！


結城は何故障子を閉めるようになったのか考える。
恵が外から覗いていたから…じゃなかった！？
恵ではない誰かに見られていたから障子を閉めていた？



主要人物の次の死亡は結城？
普通なら彼は死なないと思うけど、このアニメだとあり得るしな～。

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