名探偵コナン「赤く揺れる照準（ターゲット）」

バカな狼共がみすみす獲物を狩り損ねたっていう、ちんけな話ですから…

名探偵コナン 67 (少年サンデーコミックス)

• 作者: 青山 剛昌
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2010/02/18
• メディア: コミック

 

小五郎（コナン）の推理ショー。
爆弾犯は爆弾を体に巻きつかれた哀れな一般市民のおじさん（福西）と推理。
１２時２８分になっても犯人がウェアーを買いに来ないので、自分を誘き出す罠だと福西は思った。
そこで福西は逆に送り主を炙り出そうと爆弾騒ぎを起こした。

コナンは送り主が誰なのかすでに突き止めていた。
毎回同じ時間のレシートをもらうことなどありえない。
ただし、送り主がレシートを出した本人なら…
赤いTシャツを福西に送っていたのは、Tシャツの売られている売り場のレジ係である瀬田。
レジが小部屋になっているので、店員からも怪しまれずにレシートを発行できる。


瀬田が何故Tシャツを送ったのか？
１３年前の雪山で雪崩に遭った瀬田の父親の死が関係していた。
瀬田の父親は福西の当時の上司ということでお互いに面識がある。
瀬田は１３年前の雪山で福西が父親を殺したと分かっていた。

父親を殺したと迫る瀬田に、福西は息子を返してくれと言い出した。
息子が人質に取られ爆弾犯のマネをしろとの脅迫文を出したのが瀬田だと逆に詰め寄る。
しかし瀬田はそんな手紙を出していないと言う。
コナンは脅迫文が福西の自作で、瀬田の罪を深める狙いだと見破る。


瀬田の父親を福西が殺害した決定的な証拠。
それがTシャツの奇妙な折り目だった。
折り目に沿って畳むと、手旗信号になる。
それを送られてきた順に読むと「ウメタノミタヨ」になる。
初めて丸岡と雪山に登った福西が、吹雪いている山で死体を遠くに埋めるはずがない。
丸岡の死体は小屋の近くに埋めたと考えられる。その付近を掘り起こせば…


観念した福西が、瀬田の父親を殺し自分がした横領の罪を擦り付けたと告白。
爆弾も偽物で事件解決のはずが…
目を覚ました小五郎がその後の推理をスラスラ話し出す。
実は小五郎に送られたメールに書かれた推理だった。
一体誰が小五郎にメールを送ったのか？


蘭がメールの送り主に「ありがとう」と返信。
そのメールを受け取った男の人は、メールを送っていないと言う。
多分落した携帯を拾ってくれた、顔に火傷のある男性じゃないかと話す。

顔に焼けどのある男性＝赤井秀一！？

赤井らしき男の後を追うコナンに「どうしたの？」と声をかけるジョディ。
コナンが自分と同じく赤井を探していると察した。
キャメルが向かいのビルから百貨店の入り口を狙うスナイパーと、その下にジンの車が停まっているのを見たと話す。
ジンの狙いが赤井だと気付きジュディは急いで出入り口に向かう。

赤井似の男を見かけて追い駆けるが、沖矢昴とぶつかって見失ってしまう。
出入り口から赤井らしき人物が出てくるのを発見したキャンティ。
そこにベルモットが現れる。


照準を合わせているキャンティがどうするのかとジンに迫っていたら、赤井らしき男がキャンティを見て笑った。
驚いたキャンティが目を放した隙に見失ってしまう。
そして突然お客が百貨店の中に戻っていく。
コナンが誤報を流して客を引き戻した混乱で狙撃が出来ないようにした。

コナンの狙いがお客を避難させるためだと気付いている沖矢。
彼もまた爆弾騒ぎのフロアにいて、赤井らしき男を目撃した。
意味深な事を言う沖矢。


沖矢はバーボンなのか？そして顔に火傷のある男は本物の赤井なのか？
なんだが逆のような感じもするけど…

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