『UN-GO』第２話

第２話「無情のうた」

夢は絶対に叶う！

無認可タクシーに乗った女性が、荷物を忘れたから取りに行ってくれと頼まれた。
運転手は女の指示された屋敷に行きトランクを受け取った。
運転手は途中でトランクを開けると、屋敷の主・投資家の長田久子の死体が入っていた。


トランクを屋敷の門番に預けたのは謎の男。
犯人は白タクの女と謎の男なのか？
虎山に相談された麟六は、久子と愛人関係のあった荒巻を犯人と推理する。


久子の娘・安は犯人は荒巻じゃない、真犯人を見つけてほしいと新十郎に依頼。
安は母親が脅迫されていて、毎月品川のホテルにお金を届けていたと話す。
そして安は「夜長姫」と気になる言葉を漏らす。

まさかここで昭和の歌謡曲を聞くとは…
被害者が横浜だからこの曲になったのかな？


夜長姫3＋1は、元々４人グループで、デビュー直前に一人が爆破テロで亡くなった。
戦争中にテロ攻撃に反撃しよう、出兵しようと後押ししたアイドル。
戦争が終わると、彼女たちの歌は検察が放送禁止にした。
亡くなったメンバーの声を聞いた新十郎は、あることに気付いた。


久子を脅迫したと思われる元夜長姫のメンバー、公美と夢乃に会う。

因果が女性に変身して、夢乃に４人目の夜長姫が誰なのか訊ねる。
彼女の答えは３人組。初めから３人のグループだった。
４人目とされるメンバーが亡くなった爆破テロの映像は、久子が用意したもの。
夢乃の話で、新十郎は真犯人が誰なのか確信する。



４人目のメンバーは安だった。
夜長姫を売るために、母親が娘の声を利用して架空のメンバーを作り上げた。
だから安が歌手になれば夜長姫のメンバーだとバレてしまうので、母親は反対した。
安は夢を叶えるために母親を殺した。


荒巻の死体が見つかり、事件は彼の犯行で幕引き。
安は逮捕されないが、永久に自分の歌声が世に出ないという最悪な結果に。
歌いたいから母親を殺したのに、何のために殺したのか…。


小山田がネットに安の歌声のデーターを流す。
それを阻止する麟六。
でも小山田の仲間たちによって安の歌声が町に流れる。



母親が殺されたのに、笑顔で夢を語ったりしたらバレるわな。
３０分で解決しなきゃいけないとはいえ、判明するのが早いよ。

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