『絶園のテンペスト』第１１話

第１１話「時の娘」

お互いの思い出に、過ぎ去った悲しみの重荷を負わせるのはよしましょう。
許しても許さなくても、過ぎたことで何か変わることはないのでしょう。

２年前の時間の檻を破る方法は、葉風の全身骨格。
これを使って葉風を現代に戻すことが可能なはずなのだ。
ただそれには莫大な力の魔法を発動させなくてはいけない。
葉風の居る孤島には供物になる文明の産物がないのだ。

だが左門は、儀式に失敗した時のことも考えていた。
左門は時間を越える魔法のために必要な供物を、前もって島に隠していた。


はじまりの樹の企み！？
左門は時間稼ぎに、愛花の死ははじまりの樹が仕組んだことではないかと疑問をぶつける。
孤島に置き去りにされた葉風を助けるために、はじまりの樹が愛花を殺したのではないか。
左門の疑問に吉野が反論して、その間に葉風が供物を探す時間を稼ぐ。


愛花殺しの犯人が判明。
哲馬から犯人についての報告が入るが…一族に該当者なし。
魔法の網にかからない犯人が他にいる？

はじまりの樹に従はぬ者。理を犯しても罪にならぬ者。破壊こそが理の者。

葉風がはじまりの樹の姫宮であるように、絶園の樹には絶園の魔法使いが…。


一方、エヴァンジェリンと夏村の戦いの場に現れた潤一郎は…
あのお姉さんの乳が、いい感じに揺れていたからだ！
えー！そんな理由でエヴァンジェリンを助けるために現れたの～(-_-;)


理由はともかく、魔法使いの夏村をあっさり倒してしまう潤一郎。



魔法の網にかからない者って、潤一郎かと思ったら違いました。
絶園の魔法使いが愛花を殺した犯人なのでしょうか？

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