『八犬伝－東方八犬異聞－』第９話

第９話「番人」

妖は平気だけど、幽霊はダメ。

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浜路の女学校入学が決まり、男子禁制の寮に入ることになった。
浜路が屋敷からいなくなることに、要は寂しく思っていた。
しかし浜路には医者になる夢があった。
身体の弱かった信乃が元に戻っても、医者になった自分が傍で診てあげられるようにと。


同室の熊谷鈴という少女と浜路は仲良くなる。
夜、浜路に頼まれた本を届けに、信乃が寮に忍び込む。
本を渡して帰ろうと歩いていると鈴の音が聞こえ…ギャー！
門の外で待っていた荘介が駆けつけると、信乃が倒れていた。

ぬいぐるみのお化けを見た。
小那屋に担ぎ込まれた信乃は、幽霊を見たと怯える。
信乃が幽霊の絵を描くと、それを見て大笑いする小文吾と毛野。
現八なんて、ぬいぐるみを買ってあげようかという始末。
でも九重だけは、信乃に鈴の音と、気が残っているといって信じてくれた。


学校には番人がいる。
浜路は監督生からその話を聞く。
番人に見つかると厳しい罰が与えられるというのだ。


幽霊に興味を持った毛野に、嫌々学校に連れてこられた信乃。
案の定鈴の音が聞こえ、現れたのは…ウサクマ。
規則違反だと信乃たちに雷撃
学校の番人とは、ウサクマのことだった。
そしてウサクマの正体は鈴でした。


転校して来た浜路には、同室の生徒はいなかったのだ。
鈴は浜路に「早く友達ができるといいな」と信乃が願ったから現れた！？
村雨を身に宿っている信乃だからできる事なのかな？
荘介とウサクマのバックに流れていた、「お前の魂、半分だけ」の歌は意味深でした。
もう片方の魂は、毛野の復讐相手という事でしょうか？

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